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自分らしいインテリアへ繋がる、小さな気づき


柔らか光が透ける寝室のリネンカーテン

朝、リネンのカーテン越しに差し込む太陽の光。

6:016:026:03… わずかな時間でも、光の表情はゆっくりと変化していきます。

日々のなかで、まったく同じ光に出会うことは、きっと二度ありません。そんな小さな変化にふと気づく瞬間に、心がふわっとやわらかくなるような感覚があります。

こうした「小さな気づき」は、私たちの感性を静かに、でも確実に育ててくれるのではないでしょうか。

そのスタート地点にあるのは、「気づいたことに気づく」ことです。

当たり前すぎて見逃してしまうこと、忙しさの中で通り過ぎてしまう光景。そういった瞬間をすくい上げて、大切にできる暮らしは、それだけで豊かさに満ちていくのだと思います。

 

道路の脇に落ちている桜の花びら

多分、多くの人はすでに気付いているのでは。ただ、気付いていることに気づいていない。


キラキラと床に映る窓の外からの木漏れ日を見て「綺麗」と一瞬思いながらも次の行動へ移ってしまったり。日常の中、ある意味仕方がないことです。光が変わる都度立ち止まって眺めていたら日々のことがなかなか進みません。


ただ、時々そこで一瞬でも良いので立ち止まり、木漏れ日を観察してみる。葉が揺れる度に変わっていく光とその表情。それを見て自分がどのように感じるか、考えてみてください。

 



特別な場所に行かなくても、日常の中にはたくさんの美しさが潜んでいます。部屋の中の光の入り方、カップに立ちのぼる湯気、風にそよぐカーテン。

それが日常の中の「小さな美しさ」を拾う力となっていくはずです。


風に靡く寝室のリネンカーテン

自分を知ることにつながる

「私はこういう光に惹かれるんだ」「この静けさが心地いいんだ」そんな気づきが積み重なることで、「自分らしさ」が少しずつ形になってくるのでは。感性を育てるというのは、自分の内側と丁寧に向き合うことでもあります。

自分のことをより知ることにつながっていきます。

 

暮らしやインテリアの質が変わる

気づく力が育っていくと、暮らしの中の違和感や心地よさにも敏感になります。光の入り方、色や素材の表情、家具の配置。 自然とまとまるような気がします。感覚を頼りに空間を整えることで、自然と自分に合った心地よい暮らしがつくられていきます。



アンティークのキャンドルホルダーにキャンドル

出会いや選択が、自分らしくなっていく

感性が育つと、惹かれるものや人との出会いが増えていくのでは。

感覚で選んだモノや空間が、自分の世界観をつくっていく。

そして今までより色々なものに興味を持つようになり、行動範囲が広くなったり、新しいことにチャレンジするようになるかもしれません。それによって新たな人との出会いにも繋がり、さらにそこからまた新しい発見が生み出されることも。

その積み重ねが、人生を自分らしく整えていくことに繋がっているように感じます。

美しいものを見て「きれい」と思う心も素敵だけれど、「きれいだと気づけた自分」に気づくことが、感性を育ててくれるような気がします。


今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

では、また次回まで。See you soon!

 

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