ベッドリネンをどのように収納されていますか?
我が家ではアンティークのキャビネットを寝室に置いて使っています。
シーツや布団や枕カバー、予備の毛布、枕、それにリネンスプレーなど、ベッド関係のものをまとめて収納する場所を英語ではリネンクローゼットやリネンカップボード、またはリネンキャビネットと言います。
ベッドリネンだけではなく、予備のタオルやトイレットペーパーのストックのようなバスルームで使うアイテムを入れる収納としても使われます。
間取りによってはテーブルリネンやクッションカバーの替えも入れることも。
つまり、もとは家のリネン類(布もの)をまとめて収納する場所のことです。
欧米の家では寝室とバスルームがつながっているか、同じフロアの近い場所にあることから、そのフロアのホールにリネンクローゼットがあるのが一般的です。各部屋のシーツ交換の動線もよく、バスルームアイテムの補充も簡単にできます。使うものは使う場所にというのが収納の基本とは言われていますが、各スペースにちょこちょこと収納があるよりも、近くにまとまった収納がある方がインテリアとしてもすっきりするのと同時に、片付けも楽になります。そして、各部屋にある収納の負担も減らすことも可能となるでしょう。
また、細かい収納が多すぎると「あれ?どこに入れたかな?」となりがちですが、ネーミングがはっきりしたまとまった収納があることで用途がはっきりしていてあちらこちら探すこともなくなります。
パントリー、ユーティリティー、リネンクローゼット、ブルームクローゼット(掃除用品収納)、ウォークインクローゼット等、海外では用途に合わせてネーミングされた収納が、備え付け収納、または家具を使って存在します。そのような用途がはっきりした収納は近年、日本の住宅でも増えてきましたね。 仕事で新築やリフォームの間取り図を開くとカタカナかアルファベット表記の空間がどんどん増えているような....
WIC (ウォークインクローゼット) SIC(シューズインクローゼット)のほか、ファミリークロークやユーティリティー、ランドリールーム、パントリー等。 それだけ収納への意識が高まっているとも言えるでしょう。
ちなみにシューズインクローゼットは日本の名称です。欧米では家の中でも靴を履くため、寝室のクローゼットやウォークインクローゼットに靴を収納するケースが多いです。SATCの映画に出てくるキャリーのクローゼットがまさにその豪華版ですが一例です。匂いを気にする日本人としてはちょっと考えられないかもしれませんね。
このように、もちろん日本と欧米とで間取りや、ライフスタイルの違いも収納に大きく影響してきますのでネーミングが一緒でも使い方は日本と海外とで違うのも多いでしょう。
でも、「リネンクローゼット」はそこまで日本では使われていないようですね。
なぜでしょう。
元々押し入れがある日本の家ではきっと、ベッドリネンは押し入れに収納されている人が多いかと思います。押し入れがなければ部屋のクローゼットの中とか。
ベッド下収納を使う人もいます。
そして、日本の戸建では洗面所、浴室はLDKと同じフロアにあるので主に寝室しかない
階にはタオルやお風呂場アイテムを収納する必要性がないからです。
でも、押し入れがなかったら?
クローゼットが服でパンパンだったら?
であればリネンクローゼットが欲しくありませんか?
リノベーションの計画中であったり、これから家づくりをスタートする際には、寝室近くのホールに収納を設ければ、ベッドリネンや2階のトイレ用のトイレ用品のストック、寝室で使うティッシュのような日用雑貨をまとめて収納ができます。バルコニーで物干しをするのであれば物干し用品をしまうこともできます。
ちょっと海外のリネンクローゼット風にですね。
また、マンションや平家のようなワンフロアーの住まいでしたらリネン類を一つの収納にまとめると分かりやすくて便利です。
我が家のリネン収納は以前からずっと憧れていたアンティークのガラス扉のキャビネットです。正確にいえばリネンキャビネットですね。ガラス扉から、畳んだベッドリネンや予備のブランケットなど、素材感を感じさせるようにあえて見せるようにしたかったのです。 寝室の表情をつくり上げる一つのフォーカルポイントにもなっています。
バスルームは別の階にあるのでここは本当にベッドリネン専用。
引き出しに体温計やちょっとしたお薬(解熱剤や冷えピタ...笑)、ハンドクリームなどちょっとした小物類を入れています。
そこまで大きくないので羽毛布団は別に、IKEAのSkubbシリーズの布団ケースに入れ、クローゼットの枕棚に。
備え付けの収納を使うのが一つの方法ですが、好きな家具を買って置くのも部屋に潤いを与えてくれます。
洒落たベッドルームのインテリアのためにステキなベッドリネンに拘ると同時に、その素敵なベッドリネンの収納にもぜひ、拘ってみませんか?開けてトキメクようなリネン収納に。
昔はベッドリネンの交換が嫌いでしたが、今ではキャビネットを開けて綺麗に洗ってあるリネンを取り出す度にちょっとわくわくするようになりました。
.................................
さらに事例をご覧になりたい方はぜひこちらからアクセスください!
たくさんの素敵なリネンクローゼットをご紹介しています。
.................................
☆メルマガもスタートしました。
ぜひ下のボタンからご登録を!
Comments